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使い方マニュアル — 色温度・露出シミュレーター

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Manual

色温度・露出シミュレーター
使い方ガイド

撮影前に「この光の中でどう設定すれば肌色がきれいに出るか」をブラウザ上で確認できるツールです。サニー16ルールに基づいた物理計算で、露出の変化をリアルタイムにプレビューします。

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画面構成
Left Panel — 設定パネル

撮影状況を選択すると、サニー16ルール基準の適正露出(F値・SS・ISO)と色温度が自動でセットされます。

モデル設定でスキントーン・衣装・ヘアカラーをカラーピッカーで変更可能。

露出設定はF値・シャッタースピード・ISOをそれぞれ1/3段刻みで調整できます。

色温度(WB)スライダーで2000K〜10000Kの範囲を設定。直下のパネルに色かぶりの方向と理由がリアルタイム表示されます。

Center — プレビューウィンドウ

露出と色温度の変化を街背景のポートレートシーンでリアルタイム確認できます。

明暗変化はΔEV(被写体輝度EVとカメラ設定EVの差)から算出。1段の差=画面輝度が50%変化する物理計算です。

色かぶりはWB設定値と中性点(5500K)の差から算出。設定が低いほど青、高いほど橙に傾きます。

下部の SUNNY16バナー に現在の撮影状況の適正値と理由が表示されます。

Right Panel — 参照パネル

光源プリセットをクリックして撮影状況を切り替えることもできます。現在の選択がハイライト表示されます。

色温度対応表で各光源の実際の色温度を参照できます。

EV対応表で各シーンの被写体輝度EVの目安を確認できます。

WBのヒントでAWBの特性と手動設定の使い分けを確認できます。

Bottom — インフォグラフィック

色温度スケール(2000K〜10000K)にニードルが表示され、現在のWB設定値の位置が一目でわかります。  EV計算式には現在設定中のF値・SS・ISOが反映され、計算結果のEV値がリアルタイム更新されます。

撮影状況と適正露出(サニー16基準)
サニー16ルールとは:快晴の屋外でISO100を使用する場合、f/16・シャッタースピード=1/ISO秒が適正露出になるという経験則です。このシミュレーターはこの値を基準(EV15)として、各状況の輝度差を物理計算しています。
撮影状況 適正露出(デフォルト値) EV
快晴
f/16   1/125s   ISO100   WB5800K
EV 15
薄曇り
f/11   1/60s   ISO100   WB6200K
EV 13
曇天
f/8   1/60s   ISO100   WB6000K
EV 12
日陰
f/5.6   1/60s   ISO100   WB5800K
EV 11
日没直前
f/2.8   1/125s   ISO200   WB5000K
EV 9
室内・白熱球
f/2.8   1/15s   ISO400   WB5500K
EV 5
室内・蛍光灯
f/2.8   1/60s   ISO400   WB5200K
EV 7
露出の仕組み
F値(絞り)

小さいほど明るい。レンズの開口部の大きさを表します。
f/1.4(開放)→ 最も光を取り込む → 明るい・被写界深度浅い
f/16(絞り込み)→ 光が少ない → 暗い・被写界深度深い
1段絞るごとに光量が半分になります。

シャッタースピード(SS)

遅いほど明るい。センサーが光を受ける時間の長さです。
1/8000s(高速)→ 光の取り込みが短い → 暗い・動体凍結
1s(低速)→ 長時間露光 → 明るい・手ブレ・被写体ブレのリスク
1段遅くするごとに光量が2倍になります。

ISO感度

高いほど明るい(ノイズも増える)。センサーの光への感度です。
ISO100(低感度)→ ノイズ少ない → 十分な光量が必要
ISO6400(高感度)→ 暗所対応 → ノイズが増える
1段上げるごとに光量換算で2倍明るくなります。

露出値(EV)の計算式

このシミュレーターが使用するEV計算式:

EV = log₂(F²/t) − log₂(ISO/100)

被写体輝度EV(撮影状況)とカメラ設定EVの差(ΔEV)が0のとき適正露出です。ΔEV=+1で1段アンダー(画面輝度50%)、ΔEV=−1で1段オーバーとなります。

色温度とホワイトバランス
WB設定値 =「この色温度の光を中性色として扱う」宣言
カメラのWBスライダーは「何Kの光を白として扱うか」を指定します。光源の実際の色温度と設定値がずれると色かぶりが発生します。
設定値 < 光源CT → カメラが「もっと暖かい光のはず」と判断して青補正を加える → 画面が青くなる
設定値 > 光源CT → カメラが「もっと青い光のはず」と判断してオレンジ補正を加える → 画面が橙くなる
WB設定値と色かぶりの方向(中性点 = 5500K)
2000K
青かぶり
3200K 4500K 5500K
中性
6500K 8000K 10000K
橙かぶり
光源 実際の色温度 肌色向けWB設定値 補正の意図
ろうそく 1800K — 暗すぎて撮影困難
白熱球 2700K 5500K 橙かぶりを完全補正。肌が最も自然に出る
朝焼け・夕焼け 3000〜3500K 5000K 赤みを大幅補正して肌を自然に
蛍光灯 4000〜4500K 5200K 緑かぶりを打ち消し肌色を整える
快晴の日中 5200〜5500K 5800K 光源より高めに設定し肌に暖みを追加
曇天 6500〜7000K 6000K 青みを打ち消して肌色を自然に
日陰 7000〜8000K 5800K 強い青かぶりを大きく補正
推奨の使い方
1
撮影状況を選ぶ — 左パネルの「撮影状況」から今日の光の状態に近いものを選択。適正露出とWBが自動でセットされます。
2
プレビューで適正露出を確認 — SUNNY16バナーに表示される値が適正の基準。ここから意図的にずらして表現を作ります。
3
色温度で肌色を調整 — WBスライダーを動かしてプレビューで肌の色かぶりを確認。WBパネルに補正の方向が表示されます。
4
確定値をカメラに入力 — プレビュー下部のF・SS・ISO・CTの値を実際のカメラに設定して撮影します。
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